5万円の元金があると、レバレッジを25倍にすれば、ドル円を10,000通貨の売買ができる。
なので、ドル円の場合は、100pips儲けると100×10,000÷100なので1万円の儲けだ。
これ、50万円の元金なら10万円の儲けだ。500万円あれば100万円になるのだ。
凄くないだろうか。
500万円の元金があって、月に100pips稼ぐことができたら100万円も儲かるのだ。余裕で生活できるではないか。
月に100pipsということは、毎日5pipsだ。これをコンスタントに稼ぎ続けるというのは、それはそれで大変だろうが、なんとなくできなくはないような気にはなる。
これが毎日100pipsとなると、そりゃぁ無理だとなる。
500万円も元金はない!という場合はどうすればいいのだろうか?
月の目標金額を下げるか、元金を増やすか、儲ける利益率を高めるかの3択だ。
月の儲けが50万円でいいのなら、250万円でもいい。もしくは毎月200pips稼げるのなら250万円でOKなのだ。
毎月100pipsで稼ぎながら元金が500万円を超すまで、プロになるのは諦めて副業として頑張るという方法もある。
こんなことを考えている時は楽しいものだ。
だから、そんな皮算用をしている暇があれば勉強しろ!という人もいるだろう。
しかし、この取らぬ狸の皮算用がないと、自分の戦略が立てられない。
そもそも、毎月どの位の狸を捕まえなくてはならないのか?は、どの位のお金を毎月稼がなくてはならないのかが分からなくては決まらない。
というわけで、私は、毎月100pips獲得する練習をしている。
毎日5pips程度。3~7pips程度とれればとりあえずOKだ。
できる限り勝率を高めておきたい。
一般的に、投資は損小利大と言われている。これがFXに本当に当てはまるのか?はやや疑問に感じている。
しかし、レバレッジがかかるFXの場合、しかも初心者ともなると、スキャルピングがおすすめだと思っているので、とにかく負けない方が大事だ。
1勝9分けでもいい。とにかく負けなければ、レバレッジを十分効かせられる。
レバレッジを効かせていると負けたときが怖い。利小ですまなくなる。だからできるだけ負けたくない。
勝率を上げるためには、利大を狙ってはいけない。
大きく狙うと、小さな利益を取りこぼすときがある。
ここをどう考えるかだ。例えば、今日のトレンドだとロングで20pipsは獲れる筈だ・・・というときでも一時的に下げる局面がある。その時に、我慢するのか決済して利益を獲得してしまうのか。
5pips程度の利益でいいのなら、恐らく決済した方が儲かる。
私の昨日のトレードにしても、決済したときには5pips程の儲けだったが、途中には15pips儲けがとれる局面があったのだ。
これをどう判断するかだ。このときはもっと上がると思っていたので、少々下がり始めても我慢してしまったが、5pips程度の儲けを狙っていたのならもっと速く決済できたように思う。
この日は上がっていたので取りこぼすだけで済んだが、そんなに上がった局面でなければ、損失を出していた可能性大だ。
こういうのが一番嫌な負け方だ。
ここをなんとしても回避したい。
一般的にFX初心者ほど、負けないことを目指すそうだ。プロは勝率はそっちのけだそうだ。
当たり前だ。元金の少ない初心者は1勝9敗では勝てないのだ。1勝9敗の1勝が一番最初にくればいいが、一番最後となるともう元金なんかほとんど残ってないだろうし、心も折れてしまっている。
だから初心者は、負けてはいけない。負けないトレードをしないといけない。
プロとは条件が違うのだから同じことをやってもダメだ。損小利大は元金が増えてからやればいい。
はじめはコツコツと小さな利益を積み重ねていくのだ。
塵も積もれば山となる作戦だ。
塵が積もって小山になってきたら、先輩方を見習っていけばいい。
塵しかない初心者は、塵が飛び散らないように守ってトレードすべきだ。
1,000万円の元金で生活する皮算用
もしも元金が1,000万円あったとしたら・・・
月間100pipsだと、200万円か。生活費が50万円でいいなら25pipsでいいわけだ。毎日1pip抜き。これなら継続できるのではないか・・・(^_^;
毎日5pips抜きは案外しんどいという人が多い。5pipsを狙うとしんどいだろう。結果的に5pipsと、狙った5pipsでは違う。
ならば、毎日20pipsで、5pipsでもOKくらいのトレードを目指せばいいのだろうか。