4時間足でラインを引いて、それに基づいてトレードすると案外うまく行く。
ところが、このルールでエントリーした後に5分足を眺めていると、ビビってしまう。
1時間足を見ているくらいなら、なんてことはないのだが、5分足まで細かく見ると、疑心暗鬼に陥る。
もちろん、それによって助かるケースもあるだろうが、大きく儲けようと思うのなら、見てはダメだ。
大きな流れの中には、小さな戻しは必ず存在する。その小さな戻しにビビってしまう。
もともと曖昧なラインを元にエントリーしているなら尚更で、加えて含み益が多ければ多少は我慢できるのだが、初動の場合は特にビビってしまう。
だからこそ、最初の頭はくれてやらなくてはならない。完全にトレンドに乗った状態でエントリーしていれば、いいのだ。
4時間足で引いたラインの場合、ヒゲの先は誤差だ。
しかし5分足では、それはチャートの中心部分の可能性があるのだ。
ここに矛盾がある。
誤差の中の動きを見ているのだから、どうでもいい部分の可能性が高い。
5分足のラインは引きにくい
ところで、5分足のチャートでラインを引こうとすると、案外難しい。
おおまかには引けるが、4時間足ほどきっちはなかなか引けない。要するに誤差が大きいのだ。
やや湾曲していたりすることもある。
従って、ラインを実際に引くというよりは感覚的にラインを引いてやった方がうまく行きそうだ。
もともと曖昧なラインを更に曖昧に引くわけだ。
となると、どうしても信憑性に欠けるわけだが・・・そこは他の手がかりに頼るのか、はたまた経験値に頼るのか。
ラインをベースにトレードを検討して見ると、面白いことがわかる。
実は案外移動平均線が効いていたりする。
これはどっちかというと結果的に効いた・・・という気もする。というのも全く効かないケースも多々あるからだ。
とくに一気にブレイクアウトした場合など全く関係ない。逆に足枷になってしまうと私には思える。
4時間足チャートで検証しても実トレードでは再現が難しい
また、同じことを繰り返す書くことになるが、もう少し書いてみよう。
4時間足のチャートを印刷して、エントリーポイントを探していると、案外勝てそうな気分になる。
そして、デモトレードしてみるわけだが、そうすると、思ったほどはうまく行かない。
全くダメというわけではないが、タイミングは難しい。
4時間足というと、4時間の幅がある。
エントリーや決済するのに4時間という時間はとても長い。
とても長いので、当然の如く、1時間足も見るし、5分足も見る。
4時間足の一本のローソク足の中には30pipsくらいの幅があることもよくある。そして、そういう時にこそ儲けることができる。
しかし、その位の幅がある場合に5分足を見ていると、ヒゲになるような部分というのは、なかなか我慢できない動きをしてくれる。
また、上げるにしても下げるにしてもちょっとした躊躇で置いて行かれることもよくある。
だから、実際のトレードではチャート上で考えた半分もうまく行かないのだ。
頭と尻尾をくれてやったくらいでは到底足りない。
このあたりの修正