ノウハウを学べば勝てるのか?

ローソク足を見る場合、一般的には高値、安値のヒゲと実態部分を見る。

トレンドラインなどを引く場合は、高値や安値を使うのが一般的なようだ。

海外ではバーチャートを使うのが一般的で、高値と安値を使う人が多いというのがその理由のようだ。

だいたいトレンドラインのようなラインは他人と共有していないと意味がないというわけだ。

そのラインを見てトレードする人がいるから機能するということなのだろう。

なんとなく、それっぽいが、本当にそうなのかは分からない。

なぜなら、チャートを見て取引している人がどのくらいの割合でいるのかが不明だからだ。

そもそもデイトレーダーのような人達の取引は、一日の中で±0になるわけで、価格の決定には影響は無く、単なるノイズである可能性は高い。

また、一般投資家が日足を見ながら取引をしていたとしても、それも価格への影響は極めて小さいのは想像に難くない。

パレートの法則を引っ張り出せば価格を決定するのは全体の2割の取引で、残る8割はノイズの可能性がある。

そもそも為替相場に参加しているのは投機筋がほとんどだといわれいる。

極論を言ってしまえば、相場そのものノイズだ。誰かの損切りがあれば、それを獲りにいく。食うか食われるかの世界で相場は動く。ストップロスをどこにおくかで値動きは変る。

値動きが変ればストップロスも変る。ノイズがノイズを作っていく。考え出したらキリがない。

ストップロスは各人ルールがあって設定するだろうが、それでもまちまちだ。

話がそれてしまったが、偶然の産物に近い高値や安値にキッチリとこだわる必要はそんなにない。だから、チャートに使うトレンドラインは高値と安値を使うべきだというのも、話半分くらいで十分だ。

高値や安値はノイズの可能性がある

取引をしていると、自分が予想していなかった時に決済されてしまうことがある。ロスカットが代表的だが、それ以外でも、成り行きの場合も意図せず安値になってしまうケースだってあるだろう。逆指し値でもあれ?と思うことがある。

こういうはノイズだ。

高値と安値はノイズの可能性は十二分にありえる話なのだ。そもそも、FX業者によって高値や安値が違うことはよくある。例えばFX業者がストップを狩りに行くと、当然その分ヒゲが伸びる。そういうストップ狩りは普通に起こっていると噂されている。あくまでも噂には過ぎないが、しかしレートが違うのは事実だし、ストップをおいているとかなりの確率で決済されているような気がするものだ。

話がそれたが、見るチャートによってヒゲの長さは微妙に異なっているので、そんなに細かいことを気にしたって意味がないのだ。

これが株式市場やくりっく365のように取引所があれば、また話が違ってくるだろうが、FXではかなり曖昧な価格であると思っておいて間違いはないだろう。

トレンドラインのようなのは、意図的に作られるものではなくて、市場を形成している中で自然とできあがるものであると思う。

であれば、ノイズのない情報を元に引いたラインの方が正確なのではないだろうか。

ノイズがないのはどの部分か?というと、そんなものは存在しない。

存在しないわけではないが、どこかを特定することは困難だ。

ローソク足自体が偶然の産物だ

始値や終値にもさほど意味があるわけではない。

確かに、株式市場のように市場が開いている時間が決まっている場合は日足の始値と終値には意味があるだろう。

しかし、FXのように24時間動いている市場では始値と終値は単なる偶然の産物に過ぎない。

ローソク足を描く区切りの時間における価格にすぎないので、それは意図してその価格になったものではなく、たんなる偶然だ。

その取引が数秒遅れていたらその価格にはなっていないのだ。

だから、ローソク足の形状とか並び方なんてものにもさほど意味がない筈なのだ。

何らかの法則性を見つけようとしていろいろ探しているのだろうが、偶然の産物であるローソク足の並びを見ても意味がない。

移動平均線を計算する際も、終値を使うことが多いが、これも高値でも安値でも始値でもどれでもさほど変わらないように思う。

それこそみんなが使うから終値の方がいいだろう・・・くらいの位置づけだ。

高値や安値はノイズの可能性が高いので、そういう意味では始値や終値の方が無難だ。

始値や終値は取引の多いだろう中心部に近い位置の価格であることが多いのでノイズが高値や安値よりは紛れ込みにくい。

しかし、区切り時間のタイミングでわけの分からない取引があって、それが始値や終値になっている可能性も否定できない。ヒゲのないローソク足がそうだ。

こんな風に考えたらローソク足の頭と尻尾は捨ててしまってもいいくらいだw

ローソク足の上下15%くらいを切り取ってやれば案外いいチャートができるのではないかという気がしなくもない。と同時に、だから何だ?という気にもなるが・・・

そんなこんなで、トレンドラインを引く場合も、高値や安値でないといけないなんてことは決してないはずだ。

ヒゲが伸びていること自体は多少なりとも意味があるのかもしれないので、高値や安値を使うことはそんなに間違っているとは思わない。

しかし、そんなにキッチリである必要は全くないと思う。頭と尻尾を切り取った価格でいいくらいだ。

そんないい加減なトレンドラインであっても、トレンドライン自体には意味があるのだろう。

サポートラインやレジスタンスラインなんてものは自然にできあがるものだから、キッチリ引いても引かなくても、それなりに機能するように思う。

だから、適当に引いてみていいと思っている。

だいたい人間は杓子定規に動かない。

結構いい加減な動きが多い。

経済学では人は最適な行動をすると考えるようだが、最適な行動をする人なんてほとんどいない。だいたいにおいて無駄な動きが多い人の方が多いのが現実なのだ。

ローソク足の1pipの違い

高値や安値の1pipの違いにも意味があるという意見を聞いたことがある。聞いたときには、なるほど・・・と思ったが、考えれば考えるほど、さほど意味がないように思える。

ノイズが紛れ込んでいる可能性があり、ローソク足の区切りの偶然の産物である高値や安値にそんな細かな意味が含まれているとは思えない。

一番意味のあるチャートは、ティックデータを結んだラインチャートなんじゃないだろうかと思ったりもしたが、このティックデータ自体にノイズが多数含まれているから、これはこれでかなり微妙だ。

じゃあ、ノイズを比較的廃除できるのはどのチャートかと考えれば、長い期間のチャートだ。

5分足より1時間足、1時間足より4時間足、4時間足より日足という風に長い期間でローソク足を描けばノイズを内側に隠しやすくなる。

結論

トレンドラインやサポートライン、レジスタンスラインは、ノイズを内包しやすい長い期間のチャートをベースにするべきだ。

この場合も、高値や安値に神経質になる必要はない。単なるノイズや偶然の産物の可能性は十分にある。適当でいい。

適当でいいが、どちらかというと、見た目より小さいローソク足をイメージして引いた方が現実に即している可能性は高い。

なぜなら、端っこにノイズがくっついている可能性があるからだ。

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