マルチディスプレイで巨大なデスクトップを構築

FXに限らず投資家というか、デイトレーダーの投資風景としては、モニターが6台くらい並んでいて、それぞれにチャートが表示されているイメージではないだろうか。

FX初心者なら必ず憧れる風景の一つだと私は思っているし、私自身憧れたものだ。

ところが、実際に複数画面で表示させるとなると、いろいろと問題が出てくる。

その一つが、画面毎にチャートを表示させるという単純なことが、案外問題がある。

例えば、モニター4台それぞれにチャートを表示させようとする場合を考えてみる。

モニター毎にチャートソフト、例えばMT4を表示させるのが最も簡単な方法だろう。

幸いMTの場合、インストールフォルダを変えると同時起動させることができるので、4つ表示させるとなると、4箇所にMTをインストールしておいて、それぞれを起動させればいい。

そこまでは、とりあえず問題ない。

しかし、4つのMTを動かすとなると、PCの動きが重くなる。

そして、最大の問題が、FX業者が同じアカウントの同時ログインに関して非推奨だという点だ。同時ログインをした場合に何らかの不具合が発生してもおかしくない。

と、考えると、同時ログインは避けたいと思う。

マルチディスプレイで巨大なデスクトップを構築

MT毎に業者が異なれば問題ないが、そんなケースの方が少ないだろう。

チャートを見るだけならブラウザでもいいとか、MT以外のツールでもいいと言う人は問題ないのだ。

問題は、MTでなきゃ嫌だ、と言う人だ。ちなみに複数のMTを起動するとPC自体も動作が重くなるので、この点でも推奨できない。

解決方法としては、複数画面を一つの大きなデスクトップとして使う方法だ。

こういう使い方を考えると、ノートパソコンではちょっと難しく、デスクトップパソコンが欲しいところだ。

というのも、この方法にはグラフィックボードが対応している必要がある。加えて、モニターも同一(できればDisplayPort対応)の方が望ましいのはいうまでもない。

グラフィックボードだが、AMDならEyefinityテクノロジーに対応しているボードが必要だ。6台のモニターに対応している。

NVIDIAはSurroundテクノロジーで3台のモニターに対応するが、3台というのが実に微妙だ・・・

というわけで、この用途を考えるとAMDのグラフィックボードがおすすめだ。

しかし、考えてみると、こんな使い方をするのなら、最初から4Kモニターでも良いような気もする。

一般的にモニターの解像度は1920x1080だろう。これを4台上下左右に配置して一つのデスクトップとすると3840x2160の広さになる。正に4Kモニターと同じ広さなのだ。

もちろんこの解像度に対応しているグラフィックボードは必要だが、最近はノートパソコンでも対応しているものが多い。

マルチディスプレイと同じ大きさの4Kモニターサイズは?!

解像度的には4Kモニターで同じだとして、画面が小さくなると文字が小さくなったりして見にくくなる。

23インチクラスが4つ分の大きさと同じくらいのモニターサイズはどの位が妥当なのだろう。

机の上で使用することを考えると60型なんてのは想像しただけで圧迫感がある。普通に考えて40インチ前後が妥当な大きさだと想像するが・・・

IOデータのモニターを例に考えてみる。

23.8型のLCD-MF245XDBの画素ピッチは0.2745mm、43型のLCD-M4K431XDBの画素ピッチは0.2451mmと90%くらいの大きさになる。

49型のLCD-M4K491XDBになると0.27963mmとほぼ同じピッチだ。

横幅は、23.8型が541mmに対して、49型は1,109mmと23.8型2台分よりやや大きいが、高さは49型が644mmで、23.8型が323mmなので、縦に2台並べるとほぼ同じくらいになる。

こうしてみると、だいたい49型4Kモニターが妥当な大きさと言えそうだ。

応答速度は、49型が6msに対して、23.8型は14msとなっており、この点でも49型の方がいい。

折角なので、価格面でも見てみよう。

2019年2月現在、LCD-M4K491XDBはAmazonで85,000円弱で売られている。一方、LCD-MF245XDBは25,000円弱なので4台だと10万円弱ということになる。加えて、モニターアームやケーブルなどの費用がかかる。

さらにマルチディスプレイにすると電源ケーブルやモニターケーブルなどの配線で背面がゴチャゴチャするなどの問題もあることから総じて4Kモニターが良さそうに思える。

問題点は、4Kモニターの49型は選択肢がないところだ。このIOデータの製品以外は見かけない。43型になるといくつかあるが、49型はかなり限られてくる。

IOデータの4Kモニターはハーフグレアになっているのが気になる所だ。噂ではそれなりに映り込むらしい。EX-LD4K491DBという製品になると5万円台で買える。

となると、若干、画素ピッチが小さくなっても43型を選ぶか否かだ。ちなみに43型の画素ピッチ0.2451mmというと21.5型の0.24795mmとほぼ同じだから、問題ないレベルだとは思う。

実際、マルチディスプレイ用のモニターを選ぶ時に視認性を考えて敢えて21.5型を選ぶ人も少なくないからだ。

デル株式会社若干、話がずれてしまうが、Dell デジタルハイエンドシリーズ U4919DW 49インチワイド曲面モニタ-(2018年10月23日発売)を2台上下に重ねるというのも悪くないな気もする。

話は戻って、43型4Kモニターとなると、DELL、LG、Acer、フィリップスなど沢山の選択肢が出てくる。価格も5万円台から高くてもDELLの11万円前後だ。DELLの場合は公式サイトなら10万円以下で買えることも多い。

4Kモニターは机の上に載せたくないかも・・・

4Kモニターは確かにいいかもしれないが、何となく机の上に載せたくない気がする。

上述のLCD-M4K491XDBの場合、スタンド有りの状態で奥行217mmとなっている。約22cmで、モニター単体で8cmほどだから前後に7cmずつ足がでる。と言うことは最も机の端においた場合でも、画面の位置は机の端から15cmの位置に来る。

この点においては24型のモニターでもほぼ同じなのだが、何となく圧迫感を感じるような気がする。

余談ではあるが、LCD-M4K491XDBのスタンドはかなり安っぽいので、そのまま机の上に載せるのは大きさ以前の問題として個人的には気に入らない。ところが、LCD-M4K491XDBはVESAに一応は対応しているがVESA(400mm×200mm)であり、重量もスタンド無しで11.9kgあることからモニターアームの使用は難しそうではある(それでも4Kモニターとしては軽い方で、デルの43型は14kgを超えている)。

それでも20kgまで対応しているモニターアームもあるので、そういう製品なら重量的には十分対応可能だろう。VESAのサイズに関してはエルゴトロン VESA Bracket Adaptor Kit 97-759のような変換アダプターを用意すれば使える可能性は高い。

他には、机の上に載せたくないと言う私のような人には、例えば、突っ張り棒で取り付けるタイプがある。部屋の真ん中などでは天井に穴があきそうで嫌かも・・・

となると、机の背後に、テレビ台を置く方法が良さそうだ。

机の高さは概ね70cm前後なので、モニターの下部が70cm以上に上げられるタイプなら使えそうだ。

例えば、TT306503GBというテレビ台は、キャスター付で高さ調節もできる。ただし、絶妙な位置に・・・となると難しいかもしれない。

こうしてみると、43型の4Kモニターが無難な選択なのかもしれないが・・・

ところが、43型も微妙ではある。

そもそも安価な4Kモニターはテレビのパネルを流用することで実現しているようで、テレビ寄りな仕様となっている。

そのため、フリッカーフリーに対応していなかったり、アンチグレアではなくて、せいぜいハーフグレアとなっているのだ。

画面をずっと眺めることを考えると、ちらつきを押さえるフリッカーフリーには対応していて欲しいところだ。

画面の光沢については、部屋の明るさを抑えることである程度は対応できないわけでもない。

そう考えると、IOデータのモニターはなかなかよそ層に思えてくる。

IOデータの4Kモニターが良さそうだ!

49型か43型かサイズの話になると、下記を参照してもらいたい。

IOデータのパネルはADSというIPSを改良したパネルだ。

IPSはもともと視野角が広く、大きな画面でも概ね変化なく見えるようだが、それでも画面の端になると多少色合いが違ってくる。ADSはIPSより更に視野角が広いため、その点多少改善されることが期待できる。FXにそこまでの視野角がいるのか?と訊かれると、どっちでもいいかもしれないが・・・

49型のレビューがあるので、横から見た画像などが見られる。レビュー自体はメーカーのサイト内の記事なので悪口はないw

49型にはDA-PFA491という専用保護フィルターが別売されている。これはノングレア加工されており、効果のほどは不明だが映り込みの軽減もしてくれるようだ。価格が3万円以上するのがやや難点だろう。

というわけで、LCD-M4K491XDBDA-PFA491のセットをおすすめしておく。価格はセットで12万円弱で購入可能だろう。

なお、Amazonでは、LCD-M4K491XDBとほぼ同じ仕様のEX-LD4K491DBという製品が販売されている。

価格はEX-LD4K491DBの方が26,000円ほど安い。仕様書をざっと眺めた感じだと、ほぼ同じ製品だと思われる。違いは保証期間が5年から3年に減っていることと、一部法規制の適合を受けていない(PCグリーンラベル Ver.13を取得していないなど)位のようで、一般的にはほとんど問題ないレベルの違いだと思うので、私が買うとしたら安い方を選ぶ。

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